【横浜市鶴見区で居抜き売却】居抜き売却で食器を譲渡する際のポイント

居抜きに関すること

居抜き売却時、売主から買主に譲渡するものといえば、厨房機器や調理器具、テーブルやイスなどの設備が代表的です。

また、譲渡する造作の中には、売主がこれまで店舗経営時に使用していた食器も含まれます。

今回は、居抜き売却で食器を譲渡する際のポイントについて解説します。

居抜き売却時には食器も譲渡できる

居抜き売却時には、食器やグラス、カトラリーなども造作の一部として譲渡することが可能です。

買主は店舗の開業までに必要な手続きがありますし、それに伴って少なからずコストがかかります。

そのため、食器が残っている居抜き物件を魅力的に感じてくれる買主が多いです。

もちろん、売主は食器を譲渡することで造作譲渡料のアップが狙えます。

居抜き売却時に揃えておきたい食器の種類

居抜き売却時、買主に良い印象を持ってもらうためには、以下の食器を揃えておきたいところです。

・大皿
・小皿
・取り皿
・コップ、グラス
・ティーカップ、マグカップ
・カトラリー

大皿は直径30cm程度が好ましく、特にコース料理や洋食を提供する店舗の買主には喜ばれます。

小皿は直径10cm程度の小さなお皿で、非常に使い勝手が良いため、業態を問わず重宝されます。

また取り皿についても小皿と同じで、パンやデザートなど、さまざまな用途に使用しやすいという特徴を持っています。

その他お冷に使われるコップやグラス、タンブラーなどについても、居抜き売却時には譲渡したいところです。

ナイフやフォーク、スプーンといったカトラリーも、一式揃っていれば買主は魅力的に感じてくれます。

ちなみにティーカップやマグカップについては、買主が開業しようとする店舗の業態によって需要が大きく変わってきます。

買主の業態に合っているものであればベスト

居抜き売却時に譲渡する食器は、買主がこれから開業する業態に合っていればベストです。

例えば居酒屋の場合はビールジョッキ、ラーメン屋の場合はラーメン鉢、カフェの場合はティーセットといった具合です。

また買主の希望するコンセプトに合っているかどうかも、食器を譲渡する際には注目したいポイントです。

白い食器はキャンバスのように料理の色を引き立てるため、多くの飲食店で活用されています。

一方黒はスタイリッシュな印象を与えられ、高級感を出すことができます。

ちなみに食器の形については、丸型やオーバルだと優しい印象があります。

リム(縁取り)が広い皿は料理がよく映え、角型は洗練された印象が増します。

食器の数はどれくらいあれば良い?

居抜き売却時に食器を譲渡するのであれば、席数の1.5~2倍程度の食器を一通り確保しておくのが望ましいです。

あまりに食器が少ないと、営業がうまく回らないことから、買主には買い足す手間が生まれます。

また逆に多すぎても収納場所に困るため、多すぎず少なすぎずの量を譲渡するべきだと言えます。

ちなみに使用頻度が多いグラスやメインの食器については、座席数の2倍以上あっても問題ありません。

割れてしまったときのことを考え、多めに譲渡してあげることができれば、買主にとって非常に良い買い物になるでしょう。

もちろん、多くの食器を収納できる食器棚があれば、別途譲渡することが望ましいです。

高級すぎる食器は譲渡しにくい

居抜き物件の中には、店舗のコンセプトにあわせて高級志向の食器を取り揃えているというところもあるかと思います。

しかし高級すぎる食器は譲渡差譲渡料も高くなりやすいことから、買主には買い取ってもらえない可能性があります。

また居抜き物件の開業直後は、なにかと慌ただしくなってしまうことも多いです。

そのため、食器の破損率が高く、多くの居抜き物件の買主はリーズナブルな食器がほしいと考えます。

リーズナブルな食器の方が、居抜き物件ではスムーズに譲渡しやすいということを覚えておきましょう。

業務用食洗器もセットで譲渡するのが理想的

居抜き売却時に食器を譲渡するのであれば、売主は業務用食洗器もセットで譲渡することを考えましょう。

業務用食洗器があれば、食器洗いや乾燥における手間は省けますし、手洗いよりも衛生的に食器を管理できます。

また食洗器を使用することにより、手洗いと比べて水道代も節約できます。

これらのメリットから、居抜き買取りを行う方のほとんどは業務用食洗器を欲しています。

もし、居抜き売却時に食器を譲渡するというのなら、食器の状態や数とあわせて食洗器もチェックしておきましょう。

問題なく使用できることはもちろん、状態が良いものが設置されていれば、好条件での居抜き売却につながる可能性があります。

まとめ

居抜き売却時、売主はできる限り買主と良い造作譲渡契約を締結しなければいけません。

そのためには、物件の内装や設備の状態を良くしておくことに加え、食器もなるべく多く譲渡する必要があります。

また内見の際には、厨房機器や調理器具などとあわせて、食器の数や状態などを買主にアピールしておくことも大切です。

こうすることで、思わぬアイテムが好印象につながることも考えられます。

タイトルとURLをコピーしました